陸くんとは、それから順調だった。 週末は、デートしたり、 私の部屋でまったり過ごしたり、 幸せな時間が過ぎていた。 もちろん、陸くんの受験があるから、 うちで勉強してる姿なんかも良く見てたけど、 ただ同じ空間に一緒に居れるだけで幸せだった。 「陸くん、お夕飯食べていく?」 「うん、もちろん!桃香のご飯好き!」 かわいい陸くんの笑顔に、 私も自然と笑顔になる。