私の前を歩く…後ろ姿… 背が高くて、たくましい背中。 …見間違える訳がない。 だって誰よりも愛しい人だもの。 ちょっと色黒の横顔。 健吾…。 営業の途中? でも…その隣には小柄な女の子。 色が白くって、女の私から見ても、 抱きしめたくなっちゃうような華奢な可愛らしい女の子。 ズキズキした…。 笑い合う2人。 彼女の手がそっと…健吾の肘に触れた…。