「気持ちだけでいい」 そう決意して言葉した私。 「は?」 「私、本当に1人で大丈夫!」 「桃香?」 切なそうな顔をする陸くん。 「もう構わないで。七海ちゃんと上手くやってよ!」 ズキッ… 怒鳴った瞬間… お腹にすごい痛みが… 「いたっ…」 「桃香!?どうしたの?大丈夫?」 陸くんの声が聞こえた気がしたけど… 私の意識は、どこか遠くへ行ってしまった。