「綺麗なお花、ありがとう!」 「うん、七海の好きな花ね。元気になれよ!」 クシャクシャって頭を撫でる陸くんの手のひら… その光景が私には耐えられなかった… …私以外の女の子に触れないで!!! 気付くと… 私はその場から、走り去っていた。 見たくなかった。 私以外の子に優しくしてる陸くん。 あの温かい手は、私だけのだって信じてたのに… 陸くんもそうなの? 浮気ってみんなするの? もう何も分からない。 何も信じられないよ…