「のんちゃん、ごめんね。なんか居候してて…なるべく早く仕事探すから」

「いいよ、私1人より、桃居た方が楽しいし♪」

「でも私が居座ってたら、彼氏さん遊びに来れないじゃん」

「全然かまわないよ、いつもこの部屋で会うこともないし…」



のんちゃんの笑顔は少し寂しそうだった…。

何かあったのか聞いたら、何もないと言われて、
それ以上のことは聞けなくなってしまった…。


のんちゃんがこの時苦しんでたなんて…

何でこの時もっと親身に話を聞いてあげなかったんだろう…



私は自分の幸せのはじまりに目が眩んでたのかも知れない。