「ルミちゃん!」



私は、いきなり金網の向こうから呼ばれて振り返る。



そこには、コウが立っていた。



「・・・ルミちゃん?」



ミヤビが、繰り返す。




「あ、いや、ルミ、昨日、・・・ごめん。」



コウはいきなり謝り始めた。



「・・・別にいいけど。」



私は、コウの顔を見て、同時にリョウの顔も浮かんできた。