「ねぇ~コウくんも一緒にケーキ食べに行こうよ。」
さくらと美咲が、いきなりコウの両腕に抱きつく。
「なっ!い、いかねぇ~よ!」
いきなりのことで、顔を真っ赤に紅潮させて、コウは、さくらと美咲を振りほどこうとする。
しかし、さくらと美咲は、しっかりとコウの腕に捕まって、離そうとしない。
「え~、いいじゃん。行こうよ。」
「ちょっと離せよ!・・・ルミ、なんとか言ってくれよ。」
コウが、私を見る。
「・・・コウが行きたいならいいんじゃない?」
さすがにさくらと美咲の手前、ついてくるなとは言えない。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…