「キーンコーンかーンコーン」

ゆかり「おはよう」

みな「ゆかりおはようー」

今日は夏休みまで、あと一日の金曜日。

私は学校がある方が良い。

みな「昨日ね、祐樹君から告られたの。OKしちゃった」

ゆかり「え?まぢで?なんで?」

みな「なんか優しそうだったし以外にカッコよかったし」

ゆかり「ふーんそれで?」

みな「だからもうゆかりとは遊べないよ。勉強やって、デートして、友達より男かな」

ゆかり「え・・・」

みな「でも祐樹に言って、毎週水曜日は一緒にご飯食べれるから!」

ゆかり「でもこまるよ。親友でしょ?」

みな「じゃあ、ゆかりも彼氏作ればいいじゃん。ダブルデート出来るよ!」

ゆかり「うーん・・まぁみなと遊ぶためとして、誰でもいいか。」

みな「最終的に心から愛しあったりして」

ゆかり「それはないよ」

彼氏を作る。

まだ恋もしたことないのに。

初恋は大事にって言うけど、好きじゃないけど付き合うって初恋にカウントする?

午後。

私はずっと彼氏のこと考えてた。

みな「よさそうな人見つけたよ!ちょっと来てよ」

ゆかり「やだよ」

みな「えーうち祐樹にも協力してもらったんだよ?」

ゆかり「それが?」

みな「うちの彼氏だよ?」

ゆかり「今度ね」

みな「もう」

ゆかり「じゃあ帰ろうか」

みな「祐樹に会ってみて!」

ゆかり「えー」

祐樹君には興味が無いのに・・

みな「祐樹!この子がゆかり!」

祐樹「へ~可愛いなぁ」

みな「ちょっと・私があなたの彼女よ」

祐樹「わりぃ。じゃあ帰るか?」

みな「うん!じゃあねゆかり!」

二人・・

本当に愛し合ってるね・・

でも一人で帰ったことないよ・・

じん「お前ひとり?」

ゆかり「そうだけど・・」

この人何?茶髪?それに・・ピアス?超校則破ってる

「スタスタスタ」

じん「行っちまったか・・あの子・・名前ゆかりだっけ・・」