なんとかトイレまで行き扉を開けると、用をし終わっただろう、手を洗っている青い瞳の彼女が物音に反応してこちらを向いた。 でもあたしに一目を気にしてる余裕なんてなかった。 ドアを開けた瞬間、喉の奥から込み上げてくる何かを感じ、その場にうずくまる。 “やべ、吐きそ…” 慌てて駆け寄ってきた彼女は、日本語で何か話しかけながら、あたしの体を支えてトイレの個室まで運んだ。 そして無言で背中をさすってくれる。 あたしは言葉も通じない彼女に甘えて、全てを吐き出した。