『HOHか。』 独り言を呟いて、僕は出かける準備をする。 チケットは二枚あったが、今から誰かを誘う気にはなれなくて、一人で会場に向かった。 会社から帰ってきたのが少し遅かったのもあり、家を出る時には開場時間を過ぎていた。 「まぁ、最初は前座のバンドが演奏して、トリは最後だろうし。」 そう思って、僕は焦ることもなく家を出た。 ☆★☆★ ★ ・ ・ . .