幽霊〜ゴースト〜ストーリー

「ま…まぁその手紙が原因じゃないかもしれないし、悪魔なんて学校行きたくない口実かもしれないしさ!
何もそんなにビクビクすることないって〜!!」

いのッチがニッコリ笑って私と沙羅ちゃんの肩をバンバン叩いた。

「痛いって〜!!」

「アハハ!ゴメンゴメン♪」

さっきまでの恐怖感や緊張感はどこへやら…。

私達は笑いながら自分の家へと帰っていった。



…でも…これが最後だったんだ…。

私達が笑顔で帰れたのは…。