「……ん?」


どこからか聞こえてくる鳥のさえずりに、ゆっくりと目を開ける。




「おはよ。」


「ひゃあっ……!先生!!」


挨拶よりも、まずその言葉が出てきてしまった。


だっ…だって…


先生がすぐ傍で、微笑みかけながら私を見つめてるんだもん…!


朝から、こんなに先生の顔を近くで見たことなんてなかったから、驚きで一瞬にして目が覚めちゃった…。