お店の店員さんに案内されたのは、 夜景がばっちり見える席だった。 「…綺麗」 「だろ?来て良かっただろ?」 「うん」 龍はメニューを見て、店員さんになにかを頼むと、 あたしを穏やかな表情でみている。 「…あたしの顔になにかついてる?」 少し気になってきいてみるが、 「別になんでもないよ」 と、ちょっと笑っていわれる。