10分くらいして
また部屋に
看護婦さんが来た。

「お姉さんもちょっと」

「え?あ、はい。
想來ちょっと待っててね」

「う、うん」

いつもならお母さん
だけでいいのに
何でお姉ちゃんまで?

でもまだその時は
不安なんてなかったよ…