ハントウメイ



私が立ち上がると一斉に視線が向けられた



「……聞きたい事、もうないみただから戻るね」


そう言って顔色一つ変える事なくその場を立ち去った。



その瞬間、後ろで彼女達の話し声がまた聞こえはじめた。

ちゃんとは聞こえない。

だけど大体は想像つく。


別にいい。

こんなの馴れてる。











教室に戻るまでに何人かに指をさされた。


何だよ。




教室にもどり時計をみるとまだ昼休みが始まってから10分程度しかたっていなかった。



はぁ、彼女達といるとどうやら時間が重く長く感じるらしい。




自分の席につきたくても席のすぐ側で男子の集団がお昼をとっていた。


さすがに、行けない。

別の場所をそうと思い教室を出た。