ー親愛―





翌日 いつものようにキラキラと光の差すフロアに顔を出し 挨拶をする




利用者さんと いつものように世間話をしながら 食事の介助をする職員さん達




いつものように挨拶を交わすけど どことなく様子がおかしい




もしかして!!




とっさに頭に浮かんだのは 浜砂さん




……誰か 亡くなったの?……




身体の中で 嫌な感触が蘇る




誰かに 何かあったのか 聞きたいけど……そういう事って 面と向かって聞きにくい




そんな風に思いながらも 私は自分の持ち場に急ぐ




“香坂さん!”




焦った顔してやって来たのは 三上さんだった