ー親愛―





“本当に悪い。あんたの事、好きで好きでたまらないんだ。大事にしてやりたいけど、自信がないんだ。きっと、あんたの事 自分より大事にしてやれるのは…………三上しか”




今度は私から シンの口を塞ぐ




………大和。ごめんなさい………




あの時、大和を。子供のように幼い大和をもうこれ以上、苦しめたくないと思ったのは、本当だったんだ。だけど………………………………………………………………ごめんなさい




心の中で、何度も大和に謝った。




私の頬を濡らすのは、雨なのか涙なのか分からない









雨が私達の体温を奪ったけど、寒くはなかった




ずぶ濡れの服を通して 互いの体温を確かめ合うようにして




私達は ゆっくりとひとつになったんだ








“ふたりでくっついてると、温かいな”




そう貴方が笑いかけてくれたから




私 どんな罰を受けても 耐えられるよ