九月十二日


三人目は・・

僕に

人と話す楽しさを教えてくれた

千架ちゃん。


話したら

幸せになってほしい、と

笑ってくれた。


嬉しい

けど

なぜか

切ない


僕は

みんな幸せになって欲しい


会議が静かになった時

僕は頭の上で両手をきつく繋いで握った



神様、どうか

どうか

僕らを運命といって

別さないで

そして、

千架ちゃんに

幸せを



きっと

神様はいる。


僕は神様を信じる。


僕の声が届くかは分からないけど


千架ちゃんに幸せが訪れたなら


僕も笑って祝福したいな。