4人4色。

美羽はわたしに気がついて立ち止まった。

走って美羽のところにむかいガバッと抱き着いた。


「わっびっくりした!
雅おはよう。
悟吏も水也もみんないるんだっ」


美羽はわたしをゆっくり離しながら
わたしの顔をみて笑った。


「あははっ
髪の毛の二つ括りの場所づれてるよ!
治してあげる!」


「あー慌ててエスカレーターの中でやったからねー…
って言ってる場合じゃなーい!!
美羽も走らないと間に合わないよ!
ほらっ!」

そういって美羽の手をひっぱり再び走り出した。


「雅はやいはやい!
みっ水也ぁ悟吏ぃっ
早くきなよぉー」


「あーはいはい」


水也の気のない返事。


「朝っぱらからしんどすぎんだろ…」


悟吏の愚痴。


変わらない。


私達は昔からそうだった。