午前の授業が終わり美羽と未夏子で机を合わせてお弁当を広げた。
「雅ー、美羽ちゃんの卵焼きはわたしに譲ってね。」
「えっやだよ!
わたし美羽の卵焼き大好物だし!」
「力付くでうばってやる。」
「未夏子っうけてたってやるー!」
あたしが未夏子とじゃれていると美羽がプッと吹き出した。
「あははっ別に卵焼きなんかいつでもつくるよ。
早くたべよっ!
てあれ??
お箸が二つ入ってる。」
お弁当をひろげると美羽のお弁当に二つ箸が入っていた。
「ほんとだ―!
間違えたんじゃないの?」
「うーん…
あったぶん水也のやつだ!
水也のお弁当お箸入ってないっぽいかも!
渡してくるね。
すぐ戻るからさきに食べといてね。」
そういって美羽が急いで教室を飛び出した。

