4人4色。

「あーはいはいそうですかよっと。
おっ美羽ちゃんもおはよー
やっぱ美羽ちゃんはいやされるわ」

「うん、おはよう
そんなことないよっ」

中村くんの態度が明らか違うと思うんだけど!!

チャイムが鳴りみんな席に座りだした。

「あーあ、美羽はいいなー。
かわいくって女の子扱いしてもらえて。
あたしなんか丸っきり男扱いみたいなもんだよ。」

机に肘を付きながらぶすくれた顔で前の席の美羽につぶやいた。


「…あたしは、雅のほうが…うらやましいよ。」

その言葉にあたしは本気で驚き言葉をなくして口をパクパクさせた。

なんでわたしがうらやましいの!?


すると美羽は少し吹き出してこう言った。


「うそうそっ!
みんな違ってみんないいってよくいうでしょっ!
よし、そのくちゃくちゃな二つくくり直してあげる。」


そういって美羽の生白い手がわたしの頭にふれた。