「よろしく、お姫様」


「こちらこそ。王子」

あたしは王子の腕に包まれながら言った。




この時あたしは、これから素敵な日々が過ごせると思ってたけど…



間違いだった。






出会ってはいけない姫と王子が出会ってしまい────…




危険な物語が始まろうとしていた...