「やっぱりデカイ!」 遥が大きな声で言った。 「そんなことないよ」 そう言いながら私は門を開けた。 「わぁっ!!門の中、こんな風になってたんだぁ・・一回来てみたかったの!」 遥はすごく興奮してる。 あたし家の庭には沢山に花が植えられている。 これはすべて母の趣味。 「遥、早く入ってよ」 あたしはとっくに玄関を開けて遥を待ってた。 「ごめん!今行く!!」 遥は向こうから走ってきた。