婚約相手は神城奏みたいな人が良い。 そんな冗談は、考えていられなくなった。 「お見合い・・するんです、か?」 学校から帰ってきたあたしに父親が言った一言目は 「お前に良い婚約相手が見つかった」 突然のことで何が何だか分からなかった。 「いや、お見合いというか・・もう婚約相手。ということだから決まったことだ」 え、じゃあたしはその父親が決めた人と結婚するの? あたしの青春~!!!!