男たちは上月さんに会えないとわかるとあっさり立ち去って行った。
本当に現金なやつら……
呆れてものも言えない……
それより
「茜ちゃん、大丈夫だった?」
「…………」
言葉を話さずうつむいたままだ。
……泣いてる?
どうしよう。
「……あかね、ちゃんとまってたよ…」
小さな声で言った。
「えっ!?」
「あぁ、そうだね。ごめんね遅くなって、怖かったよね?」
「……こわかった。しらないひといっぱいきた、でもちゃんとここにいたよ、えらい?」
顔を傾げてきいてくる。
ようやく顔を上げてくれた。
涙はこぼれていないようでよかった。
潤んではいるからやっぱり一緒に行くと言ったときに連れていけばよかった……
「うんっ、すごいよ。ありがとうね茜ちゃん」
「えへへ♪」
……笑った♪
「ケーキ持ってきたよ、どーぞ」
「わぁーい!ありがとう、セツナおにいちゃん」
元の茜ちゃんに戻った、よかった。
「美味しそうに食べるね」
「うんっ♪おいしいよ」
「おにいちゃんもたべる~?」
ーーん?
「おにいちゃんにもあげる~」
本当に現金なやつら……
呆れてものも言えない……
それより
「茜ちゃん、大丈夫だった?」
「…………」
言葉を話さずうつむいたままだ。
……泣いてる?
どうしよう。
「……あかね、ちゃんとまってたよ…」
小さな声で言った。
「えっ!?」
「あぁ、そうだね。ごめんね遅くなって、怖かったよね?」
「……こわかった。しらないひといっぱいきた、でもちゃんとここにいたよ、えらい?」
顔を傾げてきいてくる。
ようやく顔を上げてくれた。
涙はこぼれていないようでよかった。
潤んではいるからやっぱり一緒に行くと言ったときに連れていけばよかった……
「うんっ、すごいよ。ありがとうね茜ちゃん」
「えへへ♪」
……笑った♪
「ケーキ持ってきたよ、どーぞ」
「わぁーい!ありがとう、セツナおにいちゃん」
元の茜ちゃんに戻った、よかった。
「美味しそうに食べるね」
「うんっ♪おいしいよ」
「おにいちゃんもたべる~?」
ーーん?
「おにいちゃんにもあげる~」

