1組… 2組… と、自分の名前を探す すると泰夢が声をあげた。 「おい、柚亜!」 「ん~?」 「一緒のクラスやっ!」 泰夢がはにかみながら言った。 …一緒のクラスなれたんや。 よかった…。 「5組やて!行こか。」 そういってあたしたちは5組の 列に並んだ。