「もしかしてさ、木村くんとか?」 顔を赤くするレイナを見て確信した。 ‥‥木村くんか。 カッパを着た木村くんを思い出した私は寂しい気持ちを隠せずに居た。 自分でもわからない気持ちを他の誰かが解る訳無い。 私はそう思ってた。 「私も好きな人出来たよ、S君!(笑)」 そう言い、気持ちを隠し、抑える事しか出来なかった。