あまりにも突然の誘いだったので、どこからでるのだろうっていう声で思わず返事をしてしまう。



「いや・・あれだよ。本当に貰えると思ってなくってさ。
お返し用意してなかったんだ。
だからお礼って言うわけじゃねぇんだけど、メシでも食いに行こうかと思ってよ」



必死の様子が、大河らしく見えず思わずクスッと笑ってしまった。


「大河さん・・ありがとうね。だけど私には彼氏がいるから、今夜は無理かな。
それにさ。」


「それに…?」


「そんな大きなミッキーのぬいぐるみもって、ご飯どころじゃないんじゃない?
彼女へのプレゼントじゃないの?」




たちまち顔を真っ赤にさせている。



「ばっか/// お前これちげぇよッ!!!
妹へのクリスマスプレゼントだよ」




「うそだぁ。」


「本当だって!俺には今3歳の妹がいてよ。そいつがディズニーすきなんだよ。
それであげるんだよ。」


大河の妹がそんなに年が離れているとは意外で、そんな幼い妹にプレゼントをする大河にはもっとびっくり。



「じゃあ。尚更今夜は無理じゃない(笑)妹さんに早くあげなよ」


あんまり納得はしてない大河だけど、渋々承諾してくれたみたい。





「じゃぁ。家まで送らせろよ」



どうも大河は一度言い出したら聞かないというか、義理硬いというか・・



今回も強引に私を、今にも除雪しそうな勢いの白い車に押し込み、私の家へ送り届けてくれた。


送ってくれるのはいいのだけど・・


今夜は、雅彦と逢う約束をしている。



家の前で待っているとは思えないけど・・




万が一って事もあるからなぁ・・




そう思うと、少しだけ落ち着かない気持ちになっていた。