そう言われるとそうなんだけど

自分から連絡しない私が悪いんだと思う・・


だからと言って今から、雅彦を呼びつけるのも気が引けてしまうよ。




「送るぞ?経費削減だ」

「でも・・」

「いいから、駐車場まで来いよ」





経費削減だとか、来いとか・・


もう。本当最悪なんだけど。



来いと言われて案内されたのはいいけど、大河の乗っている車はいわゆるヤン車。

車高は低くペタペタで、除雪するんじゃないだろうかと思うぐらいの低さに驚いてしまった。



「これって・・走れるの?」

「あたり前だ」




車に乗り込むと、予想通りマフラーがひどく煩く話しするのもままならない状態。

こんな車で家の前まで来られたら迷惑でしょが・・


そう思い、「夜も遅いから」と言い訳してみても却下。




ならばと、「大河さんのほうが遠くなるから」と言えば、事のついでだと言われてまたもや、撃沈。






どうしても、家の前まで送ると譲らないのだった。





「大河さん、送ってくれてありがとうございます」




一瞬柔らかい表情をされて眉をひそめた直後、大河は口を開いた。






「竹内。お前素直な方が可愛いな」

「なっ////」




しまいには、ケツ出して寝るなよといって煩いヤン車に乗ってあいつは去って行った。



二度と来るなッ!!!