「どしたん?莉子 お前がここに来るなんて珍しいやん」 莉子はテーブルの上にお酒とスナック菓子を置きながら言った 「だって、バイト先に新人さんが来たのよ?それも、俊お墨付きの。なぁにが「面倒みて」よ。あの子、莉子と俊の関係に興味持ってたから、今日こうやって「俊は莉子のもの」って見せつけに来たの!」 俊があきれながら莉子を見る 「はぁ あんなぁ、俊は優しいからお前に言わんだけで、お前と俊は別れたんやぞ? こんな風に来たら迷惑や迷惑」