更なる歓声の中


野嶋さんの声が


小さい声で


でもはっきり


聞こえた





夜空に咲く花みたいな大きい花火の音と共に




野嶋さんの




愛の告白が




耳をくすぐった













「俺と、付き合ってほしい」