クールな彼に一目惚れ

『ほら、兄貴待ってんぞ!!』

『そうだった!!』

バックからタオルを取り出しゴシゴシ目をこすった。

『佐藤先輩…』

『シュンでいい』

『シュン…先輩』

『姫華…』

『連絡先聞いてもいいですか??』

『あぁ』

赤外線で交換した。

『じゃあ帰りますね』

『あぁ』

あたしは店を出てお兄ちゃんの車に乗り込んだ。