クールな彼に一目惚れ

『お待たせ~』

『お兄ちゃんお金返すよ』

あたしは財布からお金を取り出そうとした。

『いいって。じゃああれ奢って』

そう言って指さした方を見たら目の前にあるアイスクリーム屋だった。

『わかった!!何がいい??』

『新発売のやつ』

『了解!!』

お兄ちゃん用に新発売のやつと自分にはイチゴミルク味を買った。




『はい。どうぞ』

『おぉ~サンキュ!』

『新発売はピーチマンゴーだったよ』

『おっ、うまそ!!ヒメのは??』

『あたしはイチゴミルクだよ』

『そっちもいいねぇ~!!一口ちょうだい』

『しょうがないなぁ~!!ほら、勝手にスプーンで取って』

アイスを差し出して自分で取ってもらった。

『甘っ!!うまっ!!』

『そっちもちょうだい』

『どうぞ』

スプーンですくって口に入れた。

『おいし~!!』

『よかったな!!』

あたしたちはアイスを食べ終え帰ることにした。