クールな彼に一目惚れ

『次、靴見ていい??』

『じゃああたしも!!』

『よし!!行くか』

エスカレーターで1階に降り、靴屋に向かった。

『こっちとこっちどっちがいい??迷うなぁ~…』

『あたしはあれがいいな』

飾ってある靴を指さす。

『おっ!!これいいね~』

『でしょ??』

『さっすがぁ~俺のヒメ!!俺のことわかってんなぁ~』

『まぁね!!』

『よしこれにする!!ヒメは??』

『あたしはどうしようかなぁ??』

『この白なんかどうですか??』

そう言ってすすめてきたのは店員さんだった。

『おっ、これいいんじゃん!!』

『あたしに似合うかな??』

『俺はいいと思うけど』

『じゃあこれにしようかな…』

『よっしゃ決まり!!じゃあヒメのもついでに買ってくる』

お兄ちゃんはあたしの分の靴もレジへ持っていった。