『これ全部か…??』

『はい』

『…。』

『…。』

『プッ!!おまえこれはいくらなんでも多すぎじゃね??おもしろいやつだな』

『…っ!!』

(佐藤先輩が笑った…!!初めて見た!!)

『じゃあ飴くれ』

『何味がいいですか??』

『何でもいい』

『じゃあイチゴ味どーぞ!!』

『サンキュ!』

あたしは告白するなら今しかないと思った。




『佐藤先輩…』

『何だ??』





『好きです』




『はっ??何言って…』

『先輩のことが好きなんです…』

『…。』

『…。』




『悪いけど…俺…』

『あっ…いいんです…。急にごめんなさい…。じゃあさようなら!!』

あたしは走って逃げた。