八年前、私は神奈川の風景絵画コンクールに於いて、審査員を務めた。 応募総数300枚未満の小規模なコンクールではあったが、神奈川にゆかりのある作家として私は快く審査員を了承した。とはいえ絵についての学識に乏しい私は、初めから、一素人の感性として選考をさせて頂くつもりではいた。