「もぉっ!大丈夫よっ!!」








私はそう言って後ろから千歳に近づき千歳を思いっきり抱き上げた。










「捕まえたっ!!」










「うわぁっ!!ママくすぐったいよ!」







千歳はそう言って私の腕から逃れようとした。








「千歳、見てごらん。」









千歳をしっかり抱きそう声を掛ける。









「え?うわぁっ!!お花がいっぱいだぁっ!!」








目の前には色とりどりの花。