彼が侵入してくる、
片足だけを抱え込み
奥の奥まで
ゆっくり硬いモノを差し挿れた。
体を畳込みながら
ナカを掻き混ぜ出す。
「俺だけ・・?」
「うっ・・、んっ、んっ・・、」
「まだ、云わないつもりなんだ」
「あぁっ・・っ」
ぐっ、ぐっ・・
少し斜めに腰を叩き着け、
催促するかに
片手は頬を掴みブルリと揺らす。
「やっ、いやっ・・」
「ふふ、
時間はたっぷりあるから・・!」
"もっと啼いて"
耳元で意地悪に囁き続けられて、
その低い声にさえ
犯されている気分になる。
彼のものが突き挿れられる度、
私の液でベチャベチャと擦れ合い、
ゆれるものが当たると
余計に感じてしまう・・
なんて大きな、卑猥な音だろう。
「凄い吸い付き方だ・・
いやらしいナカをして・・!」
「・・っあン!
んっ! んっ! あんっ! あッ」
「イイって云って・・」
「やっ・・! んっ・・あぁっ」
オーバーなぐらい
大きく抜き挿しされ、
クチャクチャ弄られては
声を上げさせる。
とっくにイイトコロを
探し当てた彼は突き上げながら
嬉しそうに笑ってる。
イッても容赦せずに腰を掴み上げ、
後ろから
グチャグチャに掻き回し続けた。
もう
体のガクガクが止まらなくて・・。
「ぁぁっ・・も、う・・!」
「・・イッて?」
「ぁぁあっ・・!!」
ガクリと伏せた私の隣で
息を弾ませている。
彼も限界だったのだ。
熱っぽい表情で顔を覗き込み、
キスも与えずただ嬉しそうに
額の髪を除けて
イッた後の私を堪能しているのだ。
「・・こうして俺に
抱かれるのはまだ契約中だから?」
疲れて首を頼りなく振っていた。
別にショックではない、
そう思われて当たり前なのだから。
「だったら・・迂闊に"愛してくれ"
なんて云わないで下さい。
どうやったらいいか私・・解らなくて・・。」


