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ホテルの一室、
女は何の恥じらいもなく
熟した裸体を曝し、俺の目前で
グラスを傾け・・微笑んでる。



「・・賞は取れなかったけど
貴方を頂いたからいいのよ。」


「光栄だね」


部屋のジャグジーに
2人浸かりながら
映画祭の最終日に
シャンペンで乾杯していた。

子憎たらしい顔をして
俺の顔を覗き込みながら
長い黒髪を横に垂らしてる。


「ジュードのコト・・
ずっと見てたわよ? モトカノ。」

「彼女も君と同じ、タダの
セックス・フレンドだよ。」


「・・正直な人。」

「わざわざ大枚はたいてあんなの
撮らなくても良かったのに。」

「ふふ・・ホント、ん・・」



俺は彼女にキスをしてから
手のグラスを取り上げ・・
下半身へと誘ってやる。


「ん・・、おいしい・・」

「あぁ」


上目遣いで嬉しそうに
咥え込んでる。

じゅるじゅると音をさせ、
夢中でむしゃぶり着く女。

お湯を波立たせ、体を
前後して悩ましく動く。

彼女に下半身を預けながら
部屋の様子に耳を傾けてた。

根っからのスキものなのだ。
歯を立てないだけ慣れている。

俺は女の頭をグイと押し、
奥の奥まで挿れさせてやった。

興奮してきた彼女は
袋の部分を手で弄び今度は
そちらを口に含み出す。


「もっと舌を使って」

「ん・・。」


シアには・・
こんな事させた事がない。
ジレンマがあった事は確か。

だけど、この女の場合
奉仕するのが好きみたいだから
させてやっているだけだ。

後は適当にサドってやれば
泣いて喜ぶんだ。


性欲処理するには
手頃な女なんだろう・・。

女を満足させた俺は
彼女の肩を抱いて部屋に戻った。

ピンポンー・・


「誰かしら?」

「見てくるよ。」


バスローブを巻き、
ドアの下に挟んであった厚紙を
そっと抜き取って
ゴミ箱にちぎって捨てた。


「子供の悪戯だよ。
走って逃げてったみたい・・。」