______シアの寝室で・・



「ほーらね、ピッタリだ」

「・・・・。」

「素敵な衣装だろ? お礼は?」



鏡の前の、薄いピンクの顔した
超ミニフレアなメイドさん。

白いフロントリボン付
オーバーニーソックス、
ペチコートが萌えポイント高し。

お着替えの途中でいろいろ
弄ってやって、もう立ってる
のがやっとなんだろう。


「有難うございます・・」

「ご主人様・・だろ?」

「アッ・・ご主人様・・。」


太腿を上へと撫でるだけで
感じちゃって。

これだから・・ああ。

壁に押し遣り、
ついしゃがんで
片脚を肩に乗せてやったんだ。


「いやです・・こんな・・ア」

「逆らうの・・?
こんなに濡らして・・?」

「立ってられない・・、んッ」


罰なんだから虐めて当然。

姿見の前で辱められて
凄いヌレ方をしてる・・

切ない声も久し振りに聞く。
ロリっぽくて、いやらしい声。

ホントは淋しかったんだろ?
俺だって同じだよ・・。

内股に流れていこうとする雫を
丁寧に舐め掬っている。

スカートで見え隠れする肩に
ビク、ビク!と彼女の体の
揺れが何度も俺に伝わってくる。

俺の方が↓
もうツッパってきて
苦しいから・・

彼女をベッドへ押し倒して
"半剥き"の恥かしい格好のまま
イヤラシーく、甚振ってやった。

実は俺が本当に怒っているのは
たったヒトツ。

映画での猟奇的なナルシストの
兄役を三木カイト(王子)が演る。

兄と妹の
近親相姦を想像させる為、
裸で抱き合って彼の腕枕で
目覚めるシーンがあるらしい。

彼女も最初は知らなかった
らしいが・・

それだけが許せない俺なのだ。

見せるのは勿論、
肌に触れさせるなんて。

・・それだけでも嫌なんだ。

妙な事だと思う。

俺は過去、若手女優とも
何人付き合ったか解らない。

そんな彼女らの濡れ場を見て
俺は"キレイだった"と
褒めさえしていたと云うのに。

それが今は憎たらしいほど
嫌で嫌で堪らないなんて・・。