「直ぐ暖かくなるから 」


冷えた部屋に入った途端
キスをして
ベッドに落ちていく。

上と下になりながら
互いの目を見詰め合った。

今はいいんだ、解ってる。

シアが前向きに
なろうとしてるってこと。

だって前とは違う、
彼女の手の平が
俺の頬をふわりと包むんだ。

俺を求めてた。

重なり合うと柔らかな腕が
抱いてくれる。
幸せな気持ちに満たされる
始まり。

服を脱がし合いながら
愛撫する唇、
一瞬触れる暖かに湿る舌。

俺を虐めるなんて10年早い。

後向きに全て弄ってやるんだ。
どこだって感じて
震えてるクセに・・。


「そんな舐めかたっ・・」

「イヤなの? ふふ・・」

「あぁっ・・ん・・っ・・」


寂しがる
子犬みたいな声が可愛い。

掬い、絡め取られる度に
ピク!と揺れる
いやらしいお尻も
摩らずにいられない。

指の腹で出来るだけ優しく
ぬるぬる感を楽しみながら
花弁や蕾をクルクルなぞる。

そうされながら舌を這わすと
支えてる両膝がガクガクして。


「はぁっ・・もう、
立て・・な・・」

「おいで」

「あ・・! ぅっ・・」


座らせてあげる、
恥かしい格好で。
かなり揺らされて奥まで
突き上げられて。

抱えてる両脚の付け根が
どうしょうもなく
クチャクチャになって。
ビク!って、
震えて何度も
体を固くするんだ。

両腕を取って
俺の首に絡ませてやる。

片手はガラ空きになった
綺麗な乳房を
もどかしいぐらい優しく
触って焦らしながら
下からキツク突き揺らす。


「・・あっ、あっ!んぁっ!!」

「くっぅ・・」


ナカが初めてメスの反応を
見せた。
説明できない、
肉の動きに意識が溺れる。

ジワリジワリと絞られる感覚
に全てを放出させられていた。

カタカタ震えたまま、首に
ぶら下がってた手を解き解く。

敏感になり過ぎた彼女の体を
激しく愛撫し始めていた。

足らない。全然だった。
その想いは抱く度に
強まってくる・・。


この小さく、愛おしい体を
いつか手放すなんて
考えたくはない。