「ん、さすがだ。
目立たなくなった。
暫くチョコとココアは禁止。
ナッツもね。」
「え・・! じゃあ、」
「"メープル・ウォルナッツ"も
許しま、せん!」
きっぱり云っておかないと
後でトボけられても困る。
車で下まで迎えに来ていたんだ。
やはりプロの仕事は違う。
「そんな・・!
じゃ、今度から
アイスは何を食べれば、」
「抹茶」
そんな縋る様な
目で見たってダメ。
これから漢方薬を処方して
貰いに行く。
本人に自己管理できるか
どうか不安だから。
せめてコスメとかに興味
持ってくれたらなァ。
洗顔はビ○レだし、
唯一使ってる化粧水は
ロー○製薬だし。
若さに頼ってると後で
ドえらい目に
合うんだから・・!
まあね・・
付き人やってると
自分のコトまで行き届かないか。
だけど最低限は。
「"マスコット”云々、
せめて、"女の子"だって
意識ぐらいは持とうよ、ね?」
「・・はい。」
「折角、べっぴんさんに__」
「・・・。」
「・・勿体無いよ。」
シマッタ・・つい、
"産んで貰ったのに"って
云うとこだった。
気付かれちゃったかな。
なんか車の中の空気
変わった?
「お世辞でも嬉しいです」
「バカ、
世辞ってなんだよ・・。」
バレてるな。
シアは妙な所で
気を使い過ぎるんだ。
そりゃストレスも溜まる。
「シア? 俺にキモチを
隠すのナシにしない?
今のは怒っても
いいとこだよ・・。」
「・・コラ?」
「ふっ・・!
何で疑問符なんだ。」
走行中ハンドル片手に
彼女の首ごと引き寄せて
頭にキス2回。
照れた微笑の隅に1回。
「やな事言って、悪かった。」
「・・いいえ。」
本当に困ったチャンだ、
怒り方も知らない。
少しづつ覚えていきゃいい。
変わろうとする女は
いい女になる。
「その後はウンとキュートな
冬物を見に行こう。」
そうなったら悪いがサクヤ。
死ぬまで
チャンスなんか来ないって。
目立たなくなった。
暫くチョコとココアは禁止。
ナッツもね。」
「え・・! じゃあ、」
「"メープル・ウォルナッツ"も
許しま、せん!」
きっぱり云っておかないと
後でトボけられても困る。
車で下まで迎えに来ていたんだ。
やはりプロの仕事は違う。
「そんな・・!
じゃ、今度から
アイスは何を食べれば、」
「抹茶」
そんな縋る様な
目で見たってダメ。
これから漢方薬を処方して
貰いに行く。
本人に自己管理できるか
どうか不安だから。
せめてコスメとかに興味
持ってくれたらなァ。
洗顔はビ○レだし、
唯一使ってる化粧水は
ロー○製薬だし。
若さに頼ってると後で
ドえらい目に
合うんだから・・!
まあね・・
付き人やってると
自分のコトまで行き届かないか。
だけど最低限は。
「"マスコット”云々、
せめて、"女の子"だって
意識ぐらいは持とうよ、ね?」
「・・はい。」
「折角、べっぴんさんに__」
「・・・。」
「・・勿体無いよ。」
シマッタ・・つい、
"産んで貰ったのに"って
云うとこだった。
気付かれちゃったかな。
なんか車の中の空気
変わった?
「お世辞でも嬉しいです」
「バカ、
世辞ってなんだよ・・。」
バレてるな。
シアは妙な所で
気を使い過ぎるんだ。
そりゃストレスも溜まる。
「シア? 俺にキモチを
隠すのナシにしない?
今のは怒っても
いいとこだよ・・。」
「・・コラ?」
「ふっ・・!
何で疑問符なんだ。」
走行中ハンドル片手に
彼女の首ごと引き寄せて
頭にキス2回。
照れた微笑の隅に1回。
「やな事言って、悪かった。」
「・・いいえ。」
本当に困ったチャンだ、
怒り方も知らない。
少しづつ覚えていきゃいい。
変わろうとする女は
いい女になる。
「その後はウンとキュートな
冬物を見に行こう。」
そうなったら悪いがサクヤ。
死ぬまで
チャンスなんか来ないって。


