カナ「なんだ。まだ誰も来てないじゃん、期待して損した~」
慎「何期待してたの?笑」
!!!!!!!
うわっ!こいついたのか!
カナ「べっ!別に何も期待してないすぃ~」
慎「“すぃ~”って何だよ(笑)
てかお前早く着替えて1on1やろーぜ!」
カナ「あっうん。待ってて!」
タッタッタッタッ…
慎「だる……」
――――――
――――
―――
あー!やばい!緊張した!
心臓胸から飛び出ちゃいそう!
とりあえず慎が待ってるし
早く着替えなきゃ…!
私は最後にバッシュの紐をキツくキュッと結んだ
カナ「お待たせでーす…」
慎「うわっお前着替えんの早っ!制服に着替えんのは遅いくせに(笑)」
なんでそんなこと知ってんの?
もしかしてずっとうちのこと見てくれてたのかな?
だったら嬉しい!
…って。自意識過剰すぎかな?
