荊姫~第二章~

ユキがたどり着いたのは

一際大きな家だった

その家の前には数人の人と

長い紫のような髪の色をした男がいた

男は家に向かって歩きだした

『姫様には会わせんぞ!!』

『姫様は俺たちが守る!!』

『さっさと帰れ!!』

人々が男を追い返そうとするが

男は歩みを止めない

『うぉぉぉぉぉ!!』

一人の老人が男に槍を投げた