「させるかっ!!」
紫恩と誄華は裂に駆け寄ろうとした
だが
「っな!?」
足は地面にくっついたかのように動かなかった
「紫恩、誄華!!」
「くそっ…動けよっ」
「主、裂殿を!!」
「…っ」
ユキは蔦を自分に巻きつけ裂の傍まで行き、手を伸ばした
「(あと少し……っ)」
だが
手はわずかに届かず
裂はエイラと共に魔法陣に呑まれた
エイラが消えると、紫恩たちの足が動いた
「………くそっ」
紫恩は近くにあったレンガを蹴った
「っ~~~」
だがあまりの痛さにうずくまってしまった
「……馬鹿だ」
誄華はぽそっと言った
紫恩と誄華は裂に駆け寄ろうとした
だが
「っな!?」
足は地面にくっついたかのように動かなかった
「紫恩、誄華!!」
「くそっ…動けよっ」
「主、裂殿を!!」
「…っ」
ユキは蔦を自分に巻きつけ裂の傍まで行き、手を伸ばした
「(あと少し……っ)」
だが
手はわずかに届かず
裂はエイラと共に魔法陣に呑まれた
エイラが消えると、紫恩たちの足が動いた
「………くそっ」
紫恩は近くにあったレンガを蹴った
「っ~~~」
だがあまりの痛さにうずくまってしまった
「……馬鹿だ」
誄華はぽそっと言った



