荊姫~第二章~

「裂…?………裂!?」

ユキは気を失った裂を揺さぶった

「裂、ねぇ裂!!」

「クククク……アハハハハハハハハハ!!」

エイラはそんなユキを見て急に笑い出した

「なんて滑稽な姿!!裂がそうなったのは自分のせいなのに、嘆くなんてなんて滑稽なのかしら!!」

「っ……私の…せい…」

ユキは息をのんだ

「裂が傷だらけになったのは……私のせい?」

ユキはぽつりと呟いた

エイラはにやりと笑うとユキにとどめを一言を言った

「あーあ、あんたが狂ったりなんかするから、裂は死んだのよ!!」

「しん…だ…?」

「そうよ、死んだの!!本当に馬鹿よねぇ…クスクス」

死んだ? 裂が? まだ温かいのに?

ユキは混乱していた

「主!!」

「ユキ!!裂!!大丈夫か!?」

そんなユキのもとに誄華と紫恩が駆け寄ってきた