放課後、私は大学で和也と言う、2、3回会った事がある人とご飯を食べる予定を入れていた。

和也は同年代らしく、お調子者でいつも笑顔で、私と手を繋ぐ時もいつものお調子者が不在らしく少年のような恥じらいを見せてははにかんだ。

きっと和也は私が好きなのだろうか。


好きになれない、
私にとっては苦痛だった。
なら冷たくあしらえばいいじゃない?と周りの人に言われたけれど、純粋にいい人なのだ。
友達としてだったら
もしかして親友と言うものになれるんだけど・・・
と言うのが私の考えだった。
だから和也には嫌な思いはさせてほしくない、
だが好きになってはほしくない
という
むかつく女だ、私は。
情緒に私は逆らっているみたいだった


もちろん、今まで親友は
いないに限る。