都の春






女房が去った後…




「宮さん…

申し訳ありまへん。。









うちは、



宮さんのお荷物どすね。」







『なにを言うかと思えば…




つまらぬ事で気を病むでない。





私は、春菜が好きだから匿っているんだよ…

それに、本当に大臣家の娘だったら私は好きにならなかっただろうね。





春菜の…

天真爛漫なところ。



私の顔に驚かない座った肝。。







それがいいんだ』











「宮さん。

ごめんなさい。。



しばらくまだお世話になりますえ」