都の春






理由は…


格式に縛られた宮中で、お人形のように着飾り、東宮様の后になる。


決められた人生が嫌になったのです。








ならば…

私は、屋敷の中で和歌を詠み兄上の側で…


暮らしたいと願うようになりました。




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