ずるいよ、悠ちゃん。 余計、好きになっちゃう。。 忘れようなんて、無駄な努力じゃん。 帰りのバスの中でも、家までの道でも、構わず涙が出てくる。 きっと、今すっごくひどい顔。 でもそんなことどーだって良い。 家の中に入ると、スウェットに着替えたお兄ちゃんが出てきた。 「……ここ?何かあったのか?」 「何もない」 首を横に振り、階段を駆け上がって自分の部屋に入った。